グリーンホーム株式会社(HACO)は「戸建住宅ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)化等支援事業」にてZEHビルダーとして承認された事業者です。

ハコイエの屋根断熱について

ハコイエの断熱は、小屋裏空間も快適に使えるよう、建物全体を壁から屋根まで断熱材で包んでいます。

ハコイエのZEHについて

ハコイエC値とUA値の画像

UA値(=断熱性能の数値)にこだわることで、ハコイエは真冬の1月に暖房を付けず室温が10~13度を下回らない仕様で作っています。(HEAT20  G1・G2相当)

※真冬の静岡の平均気温は1度

■ C値 (住宅の隙間面積)

ゼロに近い程、建物の隙間が小さいことをあらわします。一般的な住まいの数値は12c㎡/㎡です。

HACOIEは、標準仕様でその約6分の1の数値C値=0.7c㎡/㎡が平均値となります。(※アップグレードが可能です)

隙間が少なく熱損失が少ない家は、夏すずしく冬暖かい住まいをつくるには欠かせない要素となります。

 

■ UA値 (住宅の断熱性能)

ゼロに近いほど建物の断熱性能が高いことをあらわしています。一般的な住まいの数値は1.54W/㎡Kです。

HACOIEは、標準仕様でその約4分の1の数値UA値0.6W/㎡Kとなります。(※アップグレードが可能です)

UA値は、建物内外の温度差を1度としたときに、建物内部から外部へ逃げる単位時間あたりの熱量を、外壁・床・天井・屋根・窓・ドアなどの面積を合計して割りだした数値です。

長期優良住宅では0.6W/㎡Kで施工しております。

 


あなたのハコイエができるまで

「家づくり」=「建物の構造や性能が難しい」と思われる方も多いのではないでしょうか。ここでは「ハコイエができるまで」を工事の流れに合わせて写真で解説しています。ハコイエの家づくりのポイントが順を追って確認する事ができます。「はじめての方へ」と合わせてご覧ください。

↓上記3項目の細かな詳細を確認したい方は、最下部にて確認できます。

 


ハコイエの自信3つの理由の画像
ハコイエの自信3つの理由の画像

ハコイエ工事の流れ

 ≫構造計算に基づいた強い基礎

建物の構造が丈夫でも基礎が弱ければ意味がありません。鉄筋量を建築基準法で定められた量の3.5倍に増やした「鉄筋コンクリートベタ基礎」を採用しております。一棟ずつ構造計算により、鉄筋の太さや配金の間隔を設計しています。また、現場ごとの地層に適した地盤改良工事も併せて施工いたします。


換気量2倍、基礎パッキン工法

基礎パッキンとは、基礎と土台の間に開放面をつくる床下換気の工法です。基礎の内部に床下換気口を設ける従来の工法に比べて、1.5〜2倍の換気機能があり、床下の全周を風が通り抜けて湿気を残さず排除します。基礎に欠けこみを造らない為、強度もでやすく地震に強い基礎の換気方法ともいえます。適度な乾燥が床下断熱材の効果を良好に保ち、また土台の腐れを防ぐため、2世代〜3世代と家が長持ちします。


 

≫地震に対する性能向上、剛床構造

剛床構造とは1階の床を一体的な構造とする事で地震時に床全体で耐力を出す工法。品確法で定められた床倍率3の仕様に順じ、床組には厚さのある28mmの構造用下地を敷き詰め、床を一体化させることで水平耐力が生まれ、高い強度が出せる様になりました。更に床鳴りの防止や防音効果も上げる事ができます。


≫モノコック構造で地震に強い。

複数の角材を組み合わせた枠組みと、 パネル化された屋根パネル、壁パネル4面、 床パネルの6面体で地震時の揺れを分散し吸収する構造です。 また構造的に気密性も高く隙間風が入りにくい構造の為 、冷暖房の効果も高い構造体です。

≫断熱材は発泡した”ウレタンフォーム”を隙間なく隅々まで吹きつけます。

水で発泡させたノンフロンのウレタンフォームを使用するので、その成分は99%が空気でできています。 室内環境を良好に保ちながら、保温性の高いお家をつくることができます。 窓と構造体の隙間にも使用することで、隙間風が入りにくい断熱構造になっています。

≫常に湿気を排出する風の通り道(通気層)

屋根の中、壁の中、床下に風の通り道をつくっています。風が通ることで木部が常に乾燥した状態が保つことができ、新築時の強度を長く保持する事ができます。

 

 

1. 屋根材と構造体との間

屋根材との間に風の通り道をつくる事で小屋裏の結露防止と熱の伝わりを緩和します。

 

2. 外壁材と構造体との間

外壁材との間に風の通り道をつくる事で壁体内の結露を防止します。壁の中での結露を防ぐことで、目には見えない壁の中のカビの発生を防ぎ建物を長持ちさせます。

 

3. 基礎と土台との間

基礎パッキン工法により土台と基礎の間に風の通り道があるので、常に土台が乾燥した状態を保つことが出来ます。


≫遮熱シートにより外からの熱を跳ね返し、中の熱は逃がしません。

建物の構造体に巻く、透湿性のある防水紙にアルミを蒸着させたシートを使って使用しています。アルミは赤外線を通しにくいという特性があります。夏の熱はほとんどが赤外線であり、冬も家の中を暖めるのは赤外線です。なのでこれを建物構造体の屋根と壁に使うことで、外からの熱は反射し内側は保温性を高めることにつながります。また、構造体内部にある断熱材の効果をより高めることができます。

 

それに加え、高密度繊維が雨水の進入をブロックします。タイベック® シルバーの極細繊維構造は、湿気は通しても水を通しません。施工時に雨に晒されたり、万一の外壁からの浸水にも水滴が内部に浸透するのを防ぎます。

※また、施工時の紫外線によって防水性能が低下することを防ぐため、紫外線劣化防止剤を施しています。

 

 


LOW-E複層遮熱ガラスと断熱枠サッシで熱を逃がしません。

Low-E複層遮熱ガラスを使って外からの日射を50%以上反射して冷房効果を高めます。冬は反対に室内側の熱を逃がさないようにして、暖房効果を高めます。室内側には熱伝導率の低い樹脂形材、室外側に耐候性・耐久性に優れたアルミ形材を採用しております。異なる2つの素材の特長を活かし、一体化させた複合構造により、高い断熱性を発揮します。住宅の省エネルギー化はもちろん、躯体内結露を防ぎ、住宅の長寿命化にも貢献します。

 窓仕様 ※サッシ形状により、性能仕様が変更になる場合がございます。あらかじめご了承下さい。

 

 

 


大きな資金をかけて建築する住宅は、長期的にみて資産価値を落とす事のないものではなければならない。住み心地や耐震性能は住んだ後では変えられず、次世代のストック住宅として必要なものを必要な分のみ残していく事が必要とハコイエは考えます。

 

 

【耐震等級3とは?】

耐震等級3について「耐震等級3」は、国土交通省が2000年に定めた住宅性能表示制度における耐震性能の最高等級です。建築基準法では、極めてまれに(数百年に一度程度)発生する地震による力が定められており(震度6強~震度7) この力に対して倒壊しない程度のものを「等級1」としています。建物の強さを表す指標として建築基準法の範囲内を「等級1」建築基準法の1.25倍の強さを等級2と表示し更に1.5倍の強さを等級3としています。

 

※長期優良住宅・性能評価については申請費と建物構造計算費が別途必要となります。図面が決定後、構造計算をするため計算後開口部の制限や壁を増やすなど、間取りを変更する場合があります。※長期優良住宅は、耐震等級2以上で認定されますが、ハコイエでは耐震等級3に設定しています。

 

 

【省令準耐火構造住宅とは?】

2×4工法で建てるHACOIEは、省令準耐火構造となります。もしも隣のお家が火災になってしまい延焼してしまうようなときに備え、屋根を火の粉による火災を防止できるよう不燃材料でつくっています。また、軒裏も外壁材も防火構造としています。また、家の中で火災が発生することも想定し各お部屋を区画にわけ、各室を防火できるようにして他室への延焼を遅れるよう工夫された住宅になっています。

 

 

長期優良住宅とは?

長期優良住宅とは、構造躯体等の劣化対策、耐震性、可変性、維持管理・更新の容易性、高齢者等対策、省エネルギー対策、一定以上の住宅規模、及び良好な景観の形成への配慮等をする住宅です。それら認定基準に適合する住宅の建築計画及び維持保全計画を所管行政庁に申請し、当該計画の認定を受けた住宅については、認定長期優良住宅建築等計画に基づき、建築及び維持保全を行うこととなります。