04. TOY STORY HOUSE

 2014年6月からハコイエのオーナーとなったkさんにハコイエ暮らしについてお話を伺いました。

 

〈建物概要〉ご住所:静岡市葵区平和町竣工年月:2014年6月  延床面積:108.86㎡(32.93坪)2階建て 4LDK

〈ご家族構成〉ご夫婦+お子さま2人


玄関扉を開けると、小窓からはウッドデッキのあるお庭、手入れされた植物の見えるK様邸。木製のリビングドアの先には、たくさんのおもちゃや雑貨がセンス良く飾られ、大人も子供もわくわくするような遊び心満載の空間が広がっています。それはまさにトイ・ストーリーの世界!



絶対つくりたかった「庭」。今では趣味になっています。

K様は県外から静岡に越してきて6年。女の子と男の子、二人のお子様のいる4人家族。大のキャンプ好きのご家族は本格的なテントもお持ちなのだそう。「キャンプへは年に3~4回、親戚たちと集まって行っています。遠出するときは川根のほうにも行きますよ。アウトドアグッズも年々増えています。土間収納はギリギリ足りているかな…こんなに増えちゃうと思わなくて(笑)」自然が好きと言うご主人の趣味は、アウトドアのほかに、DIYやガーデニングなのだとか。今では庭づくりが趣味になったそうです。「ガーデニングには前々から興味があったんですが、アパート住まいのときはなかなかきっかけがなくて。家をつくったらやってみようかなと思っていたんです。芝をひいてレンガを置いたり、花が好きなので楽しいです。」


リビングの窓から続くウッドデッキでお庭へ。ウッドデッキ用の大きなパラソルを設置して、直射日光を遮る工夫がされていました。窓を開けるなり、子ども達もうれしそうにデッキに出て日向ぼっこ。家族の憩いの場となっているようです。

暮らしの中心に、お気に入りをぎゅっと集めて。

「家の中でのお気に入りの場所は、なんといってもこの吹き抜けの階段!ハコイエの見学会で見させてもらった家に足場板が使われていて、いいなと思いました。それなら一番目立つ場所にと思って、思い切って階段に張ることになったんです。」リビングの主役になっている階段は、吹き抜けの開放感もあり大胆で遊び心あるデザイン。奥様のコレクションである雑貨たちも楽しげに並んでいます。「子供たちはよく階段でおしゃべりして遊んでいますね。吹き抜けになっているので、上のほうから下をのぞきこんで「おーい!」って呼び合ったり。階段で遊んでいる子供たちの光景を見るとほっとしますね。」

吹き抜けを設けることは、当初の希望ではなく土地の都合上とのことでしたが、実際はどうだったのでしょうか。「吹き抜け、いいですよ!寒いのを気にする方も多いらしいですが、ぜんぜん寒くなかったです。家族のいる空気がいつも伝わるし、子供がなにをしているのかもわかる。1階にいても2階にいても話すことができるし、吹き抜けがあってよかったな~っと思います。」

建売を見ることからはじまった家づくり。

でも、たどり着いたのはやっぱり注文住宅。

「友達がHACOで家を建てて、紹介してもらったのがきっかけでした。マイホームセンターやほかの住宅会社にも行って、プランをつくってもらったり見積もりをしてもらったりしていました。一番初めは建売住宅も検討していて、いろいろ見に行ったのですが、なかなか気に入る物件はなくて…。ここはイイけど、ここがダメ…とか、変更すれば高くついてしまうし。それなら建ててしまおうということになったんです。」


 

「アパートに住んでいたときはいつも全員でリビングにいることが多くて、それはよかったんです。でも部屋を出れば様子がわからなくなってしまっていました。家が建ってからは、家族の空間が広がりましたね!別々の部屋にいても、つながっている感覚があるというか、安心感があるんですよ。家を建ててからのいちばんの変化は、そこなのかも。」

 

家族のお気に入りのものたちに囲まれた住まいは、賑やかな空気。住まうひとのカラーが「味わい」をつくりだすのかもしれません。