※イベントは終了いたしました。

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「ウェグナーとカール・ハンセン&サンの仕事展」

-ハンス・J・ウェグナーの傑作ミニベア復刻-

カールハンセン&サン展の画像

 

2019年2月7日(木)~2月18日(月) 10:00~18:00

場所:HACO STORE

 

ウェグナーとカール・ハンセン&サンの仕事展」開催

-ハンス・J・ウェグナーの傑作ミニベア復刻-

1950年代にハンス・J・ウェグナーによってデザインされた椅子。1970年に製造が途絶えましたが、2018年カール・ハンセン社によって復刻されました。【CH71|ミニベアチェア】ウェグナーの傑作を店頭でご覧ください。

HACO STORE

10:00~18:00(火曜・水曜定休)  静岡県静岡市駿河区敷地2丁目12-2  TEL:054-236-4511 

2019年2月17日(日)

Yチェア「ペーパーコード張替えデモンストレーション&メンテナンス実演イベント」開催

・11:00~ ・14:30~

※終了いたしました。

カール・ハンセン&サン社専属のクラフトマンを招き、Yチェアの座面ペーパーコードの張替えデモンストレーションとお手入れの実演を致します。

Yチェアをすでにお持ちの方、ご購入を検討中の方、この機会に歴史ある椅子が出来上がるまでの様子を是非ご覧ください。カール・ハンセン&サン社、ウェグナーについてより深く知るトークイベントをお楽しみください。

 

CARL HANSEN&SONの椅子をご購入いただいた方に"メンテナンス キット"を差し上げています。毎日寄り添う家具をご自身でメンテナンスして永くお使いください。



1.ラウンジチェアCH71とソファーCH72の復刻

2018年カール・ハンセン&サンのコレクションにラウンジチェア「CH71」と2人掛けソファ「CH72」の2つが新たに加わりました。この2つの家具は、ハンスJ.ウェグナーが1952年にコペンハーゲンの百貨店マガジン・デュ・ノールで開催されたデンマーク家具展で発表したものです。

 

「CH71」「CH72」の誕生の背景には、当時のデンマークの住宅事情がありました。戦後、都市化の一途を辿ることになったデンマークは、コンパクトで機能主義的な住環境に暮らすこととなります。その時代にうまれた2つの家具は、シンプルかつエレガントなデザインが特徴です。スペースに限りのある住宅事情でも使いやすいコンパクトさに、ラウンジチェアとしての上品な存在感がある。ひとつひとつのディテールに理由があるウェグナーならではの傑作です。現代の暮らしにも寄り添ってくれる1脚です。

 

2.家具職人としても一流の腕をもつハンスJ・ウェグナー

ハンスJ.ウェグナーの画像

Hans Jørgensen Wegner(ハンス・J・ウェグナー/デンマーク 1914-2007)

ハンス  J. ウェグナーは、椅子の巨匠として知られる家具デザイナーですが、家具職人としても一流の腕をもっていました。またウェグナーは、素材への深い造詣でも知られたデザイナーで、斬新な素材の使い方、加工方法を追求し、職人たちに新たな挑戦を強いるような家具を次々と発表してきました。

 

木製のハンドルが美しいCH71、CH72のアーム部分の張り加工がまさにこの一例。この部分の張り加工には、精密な作業と仕上げの美しさが要求されます。同時に、背とアームの交わる部分の複雑なカーブ。この部分を流れるように張地を施すには、高い職人技術が要求されます。また脚にテーパー加工して細く見せることで、椅子をより軽快なものにしています。

3.カール・ハンセン&サン社の想い

カール・ハンセン&サンが届けてくれるのは、家具そのものだけではありません。そこには一切の妥協を許さないクラフトマンシップ、考え抜かれたデザイン、デンマークが誇る伝統的な製作技術、そしてなによりも家具に対する深い愛情を感じることができるはずです。カール・ハンセン&サン社の製品はすべて腕の良い職人たちの手で丁寧に製作されています。

 

サスティナビリティに優れたデンマークの森林、そこから採れる素晴らしい木材、デザインの経緯や時代背景など、カールハンセンの家具には様々なドラマとストーリーが凝縮されています。そうした数々のストーリーが製品と共に継承されていくことを願って家具は製作されているのです。

4.Yチェア「110もの工程を経て完成する究極の椅子」

Yチェアの画像

通称「ウィッシュボーンチェア」日本では「Yチェア」として親しまれているCH24。家具が親から子へ代々受け継がれることの多い本国デンマークでは、個人の思い出や愛情とも分かち難く結びついた『国民的椅子』として愛されています。

 

CH24はウェグナーが1944年から取り組んでいた、中国の明朝時代の椅子に影響を受けた「チャイナチェアシリーズ」の最後の椅子。ゆったりとカーブを描くアームと背中に沿うような背板を持つこのシリーズの椅子からは、次第に無駄なものが省かれていき、最終的にこのCH24に行き着きました。

アームの支え木は最少の2本に。背板は三角形に抜くことで軽やかに。そのぶん工程は110にも及ぶ、複雑で手間のかかるものとなりました。蒸気による曲木加工から生まれる美しいアーム、仕上げの段階で手作業で編み上げられるペーパーコードの座面。時間と技術を要する職人仕事が、この椅子を特別なものにしています。


HACO ACCESS

 ◆HACO STORE < CAFE・SHOP >

営業時間/10:00~18:00(火曜・水曜・祝日定休)  TEL:054-236-4511

所在地/静岡県静岡市駿河区敷地2丁目12-2

 

■しずてつジャストラインバスをお使いのお客様へ

静岡駅南口22番乗り場より乗車 ①石田街道線12(下島経由、敷地北経由)東大谷行き ②石田街道線14(敷地北経由)久能山下行き

最寄のバス停は下島北または敷地2丁目となります。